レーザー彫刻では、彫刻する材料の表面に高出力のレーザ ービームを集光してその材料を瞬間的に加熱または気化さ せることで、レーザービームの経路に沿ったくぼみを設ける か、または切断を実施しま
レーザーチューブ
HEXAは60WのCO2レーザーを搭載しています。密閉されたガラスチ ューブ内のCO2ガスが電流によって励起され、波長10.6μmの不可視レ ーザーが発生します。レーザーチューブの端部から放出される光は直径 約5mmです。発散が小さいため、エネルギーをほぼ失うことなくこのレ ーザービームを機械内に伝達できます。
反射ミラー
機械の内部には3つの反射ミラーがあります。第1ミラーの位置は固定 ですが、第2ミラーはX軸レール、第3ミラーレーザーヘッドに取り付け られているので、作業エリアの任意の位置に移動する事ができます。 第2ミラーはY軸上の奥から手前に移動、制御します。第3ミラーはX 軸上の左右に移動、制御します。
集光レンズ
第3反射ミラーによって、レーザービームが彫刻材料の表面に向けられ ます。レーザーヘッド内のガラス製集光レンズによって、直径約5mmの ビームが直径約0.2mmに集光されます。これによってエネルギー密度 がさらに高まり、木材やアクリルなどの非金属材料、陽極酸化処理後の 金属材料、または特定のスプレー加工後のステンレス鋼を瞬時に燃焼 させるのに十分な力を発揮します。
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